鋳造品・鍛造品｜鋳造品・鍛造品・異形物・台形ネジ加工

ポンプの羽根車

2022.12.22

ポンプ

材質	ハイクローム（難切削材）
特徴,精度	精度　0.02mmです。
詳細	かなり固く、粘りのある材質です。 断続加工ですので、刃物（チップ）がよく破損します。 安全を確保するため、荒引きホルダーを2～3本つけて加工します。 回転数を上げて送りを遅くした方が良いみたいです。 ＮＣ加工では採算が合いにくい材質です。

小型水中ポンプのケーシング

2022.12.22

ポンプ

材質	SCS14（ステンレス）
特徴,精度	精度　0.02mmです。
詳細	薄肉及び断続加工面もあります。 チャッキングの圧力に注意が必要です。 端面に精度が厳しいＶミゾ加工があります。 切物はロウ付バイトを研磨機で研いて製作しました。 ミゾは仕上りも大切なので回転数を微調整しながらドウェルを使用して加工します。 穴加工は最初から鋳物で穴あけ部品が盛り上がっていますので、その中心部にドリル位置を持ってくるのにケガキ作業などで苦労します。

ステンレス製鍛造弁（ガス関係用バルブ本体）

2022.12.22

バルブ

材質	ステンレス
特徴,精度	精度　0.03mmです。
詳細	バルブシート部が浮き上がったフラット当たりなので、市販工具がなく、丸い完成バイトを研磨して工具を製作しました。

ボイラー用鉄製の鍛造弁

2022.12.22

バルブ

材質	鉄　シート部は、ステンレス肉盛りです。
特徴,精度	精度　0.03mmです。
詳細	外周形状に合わせた治具を製作しました。 シート部の工具は、鉄の丸棒にチップをロー付けして製作しました。

鋳鋼のバルブ本体

2022.12.22

バルブ

材質	鋳鋼
特徴,精度	精度　0.03mmです。
詳細	シート部はステンレス盛りで、クラット当たりのメタルタッチとテフロン式のＲ形状のシートの2種類があります。 中心部分の加工は、特殊チャックをＮＣに取り付けて段取りし加工します。 シート部の加工に熟練を要します。 ここでも、自製したロー付のホルダーが活躍します。

鋳鋼のバルブカバー

2022.12.22

バルブ

材質	鋳鋼
特徴,精度	精度　0.03mmです。
詳細	高爪を成形してチャッキングします。 パッキン穴は、切粉がつまり易く苦労します。 肉厚を一定に芯振れのないように心出しに細心の注意が必要です。 基準面は、1個毎にその都度決め直します。

小型安全弁

2022.12.22

バルブ

材質	BC6（砲金)
特徴,精度	精度　0.03mmです。
詳細	二方チャックで生爪を成形してチャッキングします。 出口の加工は、ペンガラスか二方爪を使用しました。 ・同心度、出口部分の直角度の精度が高い

ブリーザバルブ本体

2022.12.22

バルブ

材質	BC6（砲金)
特徴,精度	精度　0.02mmです。
詳細	シートは、ロウ付バイトで加工。 薄肉になりますのでネジやミゾのビビリ、また、シート部の仕上りやバリに注意して加工します。

温度弁本体

2022.12.22

バルブ

材質	FC（鋳物）
特徴,精度	精度　0.03mmです。
詳細	荒加工は、4か所センターを押して行います。 仕上げ時にはセンターを外します。 ハンドルで止めないバルブですので同心度が大切です。

二段弁のバルブ本体

2022.12.22

バルブ

材質	BC6（砲金）
特徴,精度	精度　0.02mmです。
詳細	三方向で四角の部品をチャッキングできる生爪を使って加工しています。 また四角の部分を加工する時は、穴にブッシュを入れネジの外径を掴みます。 側面部のＰＴネジは、自社製のペンガラスを生爪でチャッキングし、やといに製品をはめ込みボルトで上下ロックして加工します。 心出しはトースカンで行います。

バキュームブレーカー　バルブ本体

2022.12.22

バルブ

材質	CD-4MCU（ステンレス系難切削材）
特徴,精度	精度　0.03mmです。
詳細	四角部分の加工に必要な治具製作に一番苦労しました。 マシニングでバイスで掴む方法も考えましたが、難切削材なので工具消耗が激しく、また時間が掛かりすぎて安く加工出来ません。 従って、ＮＣで加工しています。 チャッキング方法は、公開できません。 穴、タップ加工もマシニング用油圧チャックで同じ治具を使い加工しています。（段取り1時間削減） 丸フランチ部にはノコ歯溝（ラセン溝）が入ります。

安全弁本体

2022.12.22

バルブ

材質	FC（鋳物）
特徴,精度	精度　0.03mmです。
詳細	第一工程は、芯振れ、肉厚等の問題を無くすため、トースカンで心出し、また1個毎に基準面を設定しています。 出口のＰＴネジは、アングルプレートをＮＣに取り付けて加工します。 ＦＣの場合、その時その時で鋳物の硬度が異なりますので、周速で調整します。